最近、うちの真面目で清楚な彼女(ルナ・20代後半の事務職)の隠された性癖を次々と暴き出している者だ。 ベッドの下に隠し持っていた「吸うやつ」と「デカめのバイブ」、親友から吹き込まれたハピメの割り切りエッチへの憧れ、体験談サイト(ヌキガタリ)での生々しい妄想、そして前回発覚したFANZAでのエロ漫画(NTRやBL)読み放題への課金。 これだけ彼女の「裏の顔」を引きずり出してきたわけだが、どうやらまだ俺の知らない事実があったらしい。
昨日の日曜日の午後。 外は雨が降っていて、俺たちはルナの部屋で、狭いベッドの上でだらだらと過ごしていた。 ルナはすっぴんに黒縁メガネ、色気のないダボッとしたスウェット姿で、俺の腕枕でスマホをいじっていた。最近は俺にすっかり性癖がバレたせいか、変に隠し立てすることもなくなり、妙にリラックスしている。
ふと、俺の視線がベッドの下に向いた。 あのAmazonの段ボール箱。ルナの「秘密の相棒」たちが眠っている場所だ。
なぁ、ルナ
んー?
ルナがスマホから目を離さずに気だるげに返事をする。
あのベッドの下の箱さ。おもちゃ入ってるやつ。あれ、最初見つけた時Amazonの段ボールに入ってたけど、Amazonで買ったの?
俺が何気なく聞くと、ルナの肩がビクッと跳ねた。スマホを操作していた指がピタッと止まる。
……え、うん。最初は、ね
最初は? 今は違うの? ていうか、Amazonでああいうの買うのって結構勇気いらない?
俺の質問に、ルナはゴロンと寝返りを打って俺の方を向き、スマホを胸元に抱え込んだ。メガネの奥の目が、過去のトラウマを思い出したかのように少し怯えている。
……ほんとに、Amazonはもう二度と使わないって決めたの
なんで? 届くの早いし便利じゃん
便利だけど……あそこ、品揃えが微妙っていうか、本格的なのが少なくて。それに何より……『あなたへのおすすめ』がヤバすぎるの!
ルナのスイッチが急に入った。普段、会社で経費の計算とか資料作成をきっちりこなしている真面目な事務職の顔つきになっている。
いい? Amazonって、一度でもそういう商品を検索したりクリックしたりすると、その後ずーっとトップページに類似商品を出してくるでしょ?
あー、あれな。AIが学習するやつ、サジェスト機能っていうんだっけ?
そう! 私ね、前にお昼休みに会社のデスクで、普通に仕事用のボールペンの替え芯を買おうと思って、自分のスマホでAmazon開いたの。そしたら……
ルナの声が少し震えていた。
画面のど真ん中に、ドギツイ色の巨大なバイブと、ローターのセットが『おすすめ商品』としてデカデカと表示されたの!!
ぶっ……ww
笑い事じゃないよ! もしあの時、後ろを上司が通ってたら? もし隣の席の同僚に画面を見られてたら? 私、真面目キャラで通ってるのに、あんなの見られたら会社にいられなくなって、社会的に死んでたんだからね!
ルナは当時の冷や汗を思い出したのか、俺の腕をバンバンと叩いてきた。 確かに、職場でお堅いメガネ女子のスマホ画面に巨大バイブがポップアップしてきたら、周りも反応に困るだろう。想像しただけで腹が痛い。
ごめんごめん、それは確かにトラウマになるわ。……で? Amazonがダメなら、いけないルナ先生は一体どこで大人のおもちゃを調達してるんですか?
俺がニヤニヤしながら聞くと、ルナは再びスマホを胸に抱きしめ、少し頬を赤らめて目を逸らした。
……前にも言ったでしょ
え?
この前……エッチな漫画を読んでるって言ったサイト……
……FANZA?
ルナは小さく、コクリと頷いた。 俺は一瞬ポカンとして、それから全てが繋がった気がした。
え、お前、FANZAで漫画読むだけじゃなくて、通販も使ってんの?
う、うん……
マジか。FANZAってDVDとか動画のイメージだったけど、グッズも売ってんのか
売ってるよ。すっごいたくさんあるし、品揃えもAmazonの比じゃないくらい豊富なの……
ルナは少し熱を帯びた声で、FANZAの優秀さを語り始めた。
それにね、FANZAなら、Amazonみたいに日用品と混ざらないから安心なの。アカウントを別にすれば、普段の生活で『おすすめ』に爆撃される恐怖もないし。……でもね、一番の理由はそれだけじゃないの
理由?
ルナは俺の胸にすり寄ってきて、パジャマのボタンを指で弄りながら、蚊の鳴くような声で言った。
……FANZAでエッチな漫画読んでるとね……
うん
NTRとか、上司に無理やりされるやつとか……そういうの読んでると、だんだん下の方が熱くなってきて……自分でもどうしようもないくらい、ムラムラしてきちゃうの
ドクン、と俺の心臓が跳ねた。
で……その、ムラムラが限界に達した時……動画や漫画のページから、そのままシームレスに『通販』のページに飛べるの
……は?
わかる? この導線のすごさ。頭の中がエロいことでいっぱいで、『今すぐ何かが欲しい!』『何かで慰めたい!』って発情してるそのテンションのまま、エッチなグッズのカタログを見れちゃうのよ
俺は息を呑んだ。 真面目な顔して、なんて恐ろしい消費者心理を分析してやがる。 確かに、賢者モードの時に大人のおもちゃを真顔で選ぶのは少し虚無感があるが、エロコンテンツで極限までムラムラしている状態のままグッズを探せるなら、そりゃあ購買意欲も爆上がりするだろう。FANZAのUI(ユーザーインターフェース)考えたやつ、天才かよ。
漫画で読んだ『あのヒロインが使わされてたのと同じような形のおもちゃ』とかがすぐ見つかるし……。レビューも、みんな正直に『ここが気持ちよかった』とか書いてるから、読んでるだけでまた濡れてきちゃって……。気付いたら、カートに入れて決済ボタン押しちゃってるの
ルナの告白に、俺の理性がまたしてもグラグラと揺れ始めた。 夜な夜なひとりでFANZAの漫画を読んで発情し、そのまま通販ページでレビューを読み漁りながら股間を濡らして、震える指でバイブをポチる真面目な事務職。 こんなエロいシチュエーション、どこのAVだよ。
……お前、マジで完全なド変態に仕上がってきてるな
俺が少し呆れたように言うと、ルナは「うぅ……」と恥ずかしそうに顔を隠した。
で? その『ムラムラの勢い』でFANZAでどれくらい爆買いしたの? ベッドの下の箱、そろそろ入りきらないんじゃない?
俺がカマをかけると、ルナは慌てて顔を上げた。
ち、違うよ! 爆買いなんかしてない! 本当に買ってないから!
嘘だね。そんな導線バッチリなサイト見てて、買わないわけないじゃん
ルナの必死な様子を見ると、どうやら本当に新しいものは買っていないらしい。
ふーん……なんで? ムラムラして通販ページ見てるのに、買わないの?
だって……
ルナは再び目を伏せて、俺のパジャマの袖をきゅっと掴んだ。
……今あるやつで、十分だから
十分?
うん。あの吸うやつ、すっごく強いから、あれ当ててるだけですぐ頭真っ白になるし……バイブの方も、〇〇君がいなくて寂しい時に……奥の方まで突いてくれるから……。今は、あの2つだけで完全に満足してるの。だから、他のおもちゃはもういいかなって
ルナの言葉に、俺の下半身は限界を突破しそうだった。 自分が不在の夜に、あのデカいバイブを自分の中に沈めて寂しさを紛らわせている彼女を想像するだけで、頭がおかしくなりそうだ。
そっか。じゃあ、今は別に欲しいものはないんだな?
俺が確認するように言うと、ルナはしばらくモジモジしていたが、やがてチラッと上目遣いで俺を見てきた。
……おもちゃは、別に欲しいものないんだけど……
ん? なんかあるの?
ルナはメガネをクイッと押し上げて、少しだけ挑戦的な、でも恥じらいに満ちた顔で言った。
……〇〇君が、望むなら……
俺が?
うん。……漫画読んでるとね、いろんなシチュエーションがあるの。その……女の子が、特別な格好をして、男の人を誘惑したり……逆に、恥ずかしい格好をさせられて、無理やり……みたいな
まさか。
……ルナ、それって……
……コスプレ、みたいなの……
ルナの口から「コスプレ」という単語が出た瞬間、俺の脳内で盛大なファンファーレが鳴り響いた。 普段、色気のないスウェットか、会社の地味な事務服しか着ていない彼女が。下着だって白とかベージュのシンプルなものしか持っていないはずの彼女が。 自ら「コスプレ」を提案してくるなんて。
……マジで言ってる? お前、コスプレなんて絶対嫌がるタイプだと思ってたけど
だ、だから、〇〇君がそういうの好きなら、だよ! 私が着たいわけじゃなくて……っ
ルナは顔を真っ赤にして早口で弁解し始めた。
FANZAの通販見てたら、おもちゃだけじゃなくて衣装もいっぱいあって……。ナース服とか、セーラー服とか、あと……布がほとんどないような、スケスケのチャイナドレスとか……
うんうん
そういうの見てたら、『もし私がこれを着て、〇〇君の前に立ったら……〇〇君、どんな顔するかな』って……。『この真面目なメガネの奥で、こんなふしだらな格好して……バカじゃないの』って、意地悪く笑いながら、めちゃくちゃにしてくれるかなって……想像したら……
ルナの太ももが、無意識に俺の足にスリッと擦り付けられた。
……下の方が、キュンって熱くなっちゃって……。だから……もし〇〇君が着てほしいなら……私、そういうのも、FANZAで買ってみてもいいかなって……
俺は無言で、ルナの肩を掴んでベッドに押し倒した。 スウェットの首元が少しはだけて、白い肌が見える。
……ルナ
ひゃっ……っ
お前、自分が今、どれだけ男を狂わせる言葉を吐いてるか分かってないだろ
俺の声は、自分でも驚くほど低く、掠れていた。
……だって、〇〇君、そういうの好きでしょ? 私が、恥ずかしいことさせられて泣きそうになってるの見るの……好きでしょ?
ルナは逃げるどころか、潤んだ瞳で俺を見つめ返し、パジャマ越しに俺の膨らみをそっと撫でてきた。
「ああっ……!」 俺は短く喘ぎ声を漏らした。この女、完全に自分の「武器」を理解し始めている。
とりあえず、今すぐFANZA開け。スマホ出せ
俺はルナの耳を甘噛みしながら命じた。
えっ……今?
そう。今だ。ムラムラしてるテンションのままカートに入れるのがFANZAの正しい使い方なんだろ? 今のお前のそのドスケベな頭で、一番恥ずかしいと思う衣装を選んでポチれ。俺が金は払ってやるから
む、無理だよ……っ! 〇〇君が一緒に見てたら、恥ずかしくて選べない……っ
じゃあ俺が選ぶ。ナース服と、スケスケのメイド服と……あと、会社の事務服みたいなやつで、スカートのスリットが限界まで入ってるやつ。全部カートに入れろ
ひゃああっ! そんなの着たら、私、ほんとに……っ
ほんとに、何? 会社のデスクの下で上司にめちゃくちゃにされてる妄想、現実にしてやるよ。届くまでは、とりあえずこのスウェット脱がせて、生身のお前を泣かすけどな
俺はルナのスウェットを無理やり脱がせながら、彼女の唇を深く塞いだ。
……これ以上は、またいつものように自粛する。 ただひとつ言えるのは、ルナの「コスプレ妄想」の破壊力は凄まじかったということだ。衣装がなくても、言葉だけで俺の理性を完全に吹き飛ばし、彼女自身も何度も声を上げて絶頂に達していた。
もしお前らの彼女が、エロに少しでも興味を持ち始めているなら、FANZAのアカウントを教えるか、一緒に画面を見てみるのをおすすめする。 漫画で発情した勢いそのままに通販ページへ飛べるあのシステムは、真面目な女の子の「恥ずかしいからやめておこう」というストッパーを完全にぶっ壊す悪魔の仕組みだ。 Amazonで「あなたへのおすすめ」に怯えている子がいるなら、なおさらFANZAの安全性を説いて誘導してみろ。
今、ルナは俺の隣で疲れ切って眠っている。 俺は彼女のスマホを勝手に借りて、FANZAのカートに「穴あきタイツ」と「拘束用の手錠(初心者向け)」を追加しておいた。 数日後、これらが届いた時のルナの顔を想像するだけで、また下半身が熱くなってくる。